受講者の声
STUDENT’S VOICE
Daiichi Sankyo Co., Ltd. / Ms. Abe
を考える楽しさが、
仕事と日常の見方を変えてくれた。
・デザインとは何かを知り、業務に適用できる範囲や考え方を理解したいと思い受講した
・デザインの観察方法を学び、さまざまなアウトプットを分析する視点が持てた
・好きなことで自分を満たす時間が増え、プライベートと仕事の両方で相乗効果を感じている
受講前は、「デザイン」という言葉がどこまでを指すのか、その定義があいまいだと感じていました。
例えば、アートとはどう違うのか。組織デザインとデザイナーが行うデザインは同じなのか。社内でもさまざまな場面で「デザイン」という言葉が使われていますが、人によって指している範囲が違うように感じていました。そのため、そもそもデザインとは何なのかをきちんと理解したいと思ったのが受講のきっかけです。
そこまで頻繁というわけではありませんが、現在は戦略部門に所属しているため、長期戦略やビジョンを議論する際の抽象的な概念として「デザイン力」という言葉が使われることがあります。また、大きな方向性を示す際にもデザインという言葉が用いられることがあります。ただ、そのときの「デザイン」と、いわゆるプロダクトデザインは、指しているものが異なるのではないかと感じていました。その中で、デザインはどこからどこまでを指すのか。また、業務に適用できる考え方はどの部分なのかが気になっていました。
まず、モヤモヤとしていたデザインの定義についてのイメージを掴むことができました。
講座を通して特に印象的だったのは、「自分が良いと思うものを、しっかり見つめること」の重要性です。それを続けることで、多くの人が好むものや、嫌だと感じるものも見えてくるのではないかと感じました。人それぞれに良し悪しの判断はありますが、「ここまでは腹落ちできる」という納得感のある合意形成に持っていけるのではないか、という感覚を持てたことも大きな変化です。
私はもともとコーヒーショップ巡りやアート鑑賞、絵を描くことが好きでしたが、そうした仕事以外の時間でも観察の解像度が上がったと感じています。講座で「神は細部に宿る」という話がありましたが、これまで見過ごしていたディテールを見るようになり、「作り手にはこういう意図があったのではないか」と考えるようになりました。
講座を受けて、これまでビジネスのインプットに偏っていた時間の使い方を見直し、クリエイティブなものに触れる時間を積極的に取るようになりました。アート作品をじっくり鑑賞したり味わったりすることが、仕事でのアウトプットにも良い影響を与えていると、徐々に実感するようになりました。物を見る視点は、時間をかけて養っていくものなのだと感じています。また、「どうしてこのアウトプットなのだろう?」と考えること自体が、純粋に楽しくなりました。
そうですね、受講前は字間や書体などの知識はまったくなかったので。教わってから広告などを見ると、よく計画されて作られたものと、そうでないものの違いがわかるようになりました。絵などのビジュアルも「色や細部がどういう意図でそのアウトプットになっているか」をよく見るようになりました。
私は生物研究のバックグラウンドがあるので、例えば細胞を観察して「なぜそのかたちになったのか?」といったことを考える癖はあったんです。デザイン講座を受講してからは、広告や絵なども視点を知れば同じように観察ができるということを知って、観察の対象範囲が広がったという実感があります。
パッケージや広告など、具体的にデザイン判断を担当している方には、特におすすめです。一方で、自分の幅を広げたい、自分を豊かにしたいと感じている方にも勧めたいと思います。私のように中長期の方向性を考える立場の人間にとっても、「ものを見て判断する力」は重要です。企画やプランニング系の部署にも十分に活かせる学びだと感じています。デザインに直結する仕事でなくても、少しでも興味がある方であれば、自分なりに活かしていける汎用性のある内容だと思います。